パスタシリーズ第5回目、今回もトマトベースのパスタ(笑)。でも今回は違うアプローチから作っていく。季節が冬へと向かい、頭の中では次第に鍋のことを考える。スーパーに並ぶ何十もの鍋の素、スープ。家族と囲み突く鍋は、間違いなく日本の家庭にどこにでもある冬の風物詩だ。
「鍋はいいな」と思わされるのなんといっても〆だ。鍋の最後にできた出汁を使って作る〆のラーメン。しっかりと煮込んで旨味たっぷりの出汁に絡めた麺、今回のパスタはその時の記憶を共に運んでくる不思議な味だ。
ありそうであまりなかった発想、TRY ME!!(イタリア人のパスタのレシピを参考にしただけです… タイトルの『MIDNIGHT TOMATO PASTA』はイタリアのシェフの賄いで閉店後つまりミッドナイトに食べるから)
_____材料(2人分)______
パスタスープ
水・・・・・・・・・・・1L
トマトペースト・・ ・・・40g
パセリ・・・・ ・・・・・適量
オレガノ・・・・ ・・・・適量
イタリアンバジル ・・・・ひとつかみ
塩・・・・ ・・・・・・・10g(水の1%)
パスタ(ペンネ)・・・160g (お好みで)
にんにく・・・・・・・・・・2かけ
唐辛子(鷹の爪でも可)・・・1本
塩、胡椒・・・ ・・・・・適量
オリーブオイル・・・・・ 20g
イタリアンバジル・・・・5g
※ハーブはフレッシュなものを使うのがベスト。スーパーにある乾燥させたものでもグッド。なくてもノットバッド。チーズやバターを代わりに仕上げにどうぞ。
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先にパスタを煮込むためのスープを作る。鍋に水を入れ強火にかける。沸いてきたら、トマトペーストと塩を入れて混ぜ、フレッシュのタイム、バジル、パセリを加えしばらく火にかける。沸騰してきたら中火する。これをパスタを煮込むスープにする。
スープが沸く間、ガーリックを薄くスライスし、フライパンでオリーブオイルと唐辛子と共にゆっくりと香りを出しながら弱火で炒める。ガーリックが色づき、香りがしてくると、トマトペースト(ミニトマトを使っても◎ 10個ほどを半分に切る)を5gほど加えオイルとしっかりと絡める。


強火にして、スープを少しにフライパンに加えて絡める。パスタ投入。汁をパスタの全体に馴染ませていく。パスタが汁をどんどんと吸っていくので、スープを少しずつ足していく。


ピンッと張っていたパスタも少しずつ緩み始める。火は強火。ちょうどパスタ全体が浸かるほどスープを加え、丁寧に混ぜ、スープがなくなってくるとまた加え、の繰り返し。


目を離せないほど早くスープを絡めていくパスタが膨らみ、ツヤを出し始める。少し摘んで硬さをチェック。思っていたより早く柔くなっている(パスタを入れ約8分ほど)。あと少しだ。


パスタが理想の硬さに近づいてくると、火を中火にして、刻んだイタリアンバジルを加えて、塩で調整。もうスープは加えなくてもいい。麺の変化を楽しんでいるうちに完成。

いつもならたっぷりの沸いた水のなかで茹でられているパスタも、グツグツとフライパンの上では気を張っている様子。スープがパスタに驚くほど絡んで、茹でて和えたいつものパスタとは全くの別人。次は違うフレーバーでも試したくなる。あの日の鍋の〆を思い出すかも。待てよ、鍋のスープから煮込むパスタもアリかもしれない。やってみよう。