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夜が包む遊園地で催された音楽フェスティバル。 CAT EXPO 2025 in Bangkok

  • 2025年12月4日

遊園地という名のアミューズメントパークはもう時代にはついていけないみたいだ。いわゆるかつての家族が子供たちを連れたり、恋に焦がれたカップルがファーストデートで選ぶような場所ではなくなってしまった。たしかに遊園地が築いた功績は大きい。だが時代の波に乗り続けるということはタフなものなのだ。そんな一世代前の雰囲気を残した遊園地はバンコクにもある。訪れたきっかけは、タイのインディー音楽シーンの祭典「CAT EXPO 2025」がこの遊園地で開催されたからだ。

テーマパーク内の様子。真ん中を流れる川の周りに植えられたヤシの実や、川を横切る橋からは辺りやサンセットを見渡すことができる。
川に浮かぶ海賊船のモニュメント。

 エントランスを抜けるとスピーカーを通したバンドの演奏が微かに遊園地内に広がる。アトラクションの気配はまだない。週末の2日間、大きな敷地内に6つの舞台が設けられ、16時からタイのインディーミュージシャンやバンド、アイドルなどが、アンビエントやポップ、グルービーなファンクやロック、激しめのパンクまで広範囲なジャンルの音楽を真夜中近くまでノンストップで演奏する。また各アーティストが自由に物販を行なうブースエリアが設けられ、Tシャツやグッズを揃えたアーティストと気軽に写真を取ったり、会話を広げたりすることもできる。フードブースにはローカルなタイ料理が並び、スポンサーのビアやカクテルが並び、あちこちで気兼ねなく仲間と楽しむ空間が、音楽とよく調和する。夕陽が西に沈むと、夕焼け空のもと客足も徐々に増え、いつもなら閑静としている遊園地内が活気に覆われる。盛り上がったバンドの演奏と、ライトアップされたアトラクションから聞こえる叫び声が交差し、どこか懐かしさを含んだ感情のままビア缶を傾けながら演奏に浸る。そんな時間がしばらく続いた。

夜になると灯る「DINNeR THEATRECULUTURAL DINNER & THAI PERFORMANCE」の看板。普段はシアター
としての建物も今夜は演奏が響く。
アトラクションのライトは野暮のようだけど、クールだ。
西にほんのりと夕焼けだけを残した空。陽が落ちて夜空に変わると、雰囲気もがらりと変わった。夜風を浴び
ながら夜に歩く遊園池で聞く音楽は一味違った。

夜が深まるにつれて、アーティストの器量もあがる。ベッドルームに引きずられそうなゆるいタイポップの POLY CAT (@polycatband) が心地よく響き渡り、グルービーファンクが冴え渡る H2F (@official.h3f) が会場をロックオン。韓国からの客演や、日本から迎えた Kroi がそのスキルの高さと太々しさで圧巻し、KIKI (@kikidoyoumind) のトランスサウンドに乗ったバンド演奏が会場のヴォルテージをピークまで高めた。こうして初日は終わりを迎え、翌日は、午後の空高く飛ぶ鳥までもくっきり見えそうなほど澄んだ青空のもと、見晴らしの良い段差に腰を降ろし、夕陽が落ちるのを背中に感じながら、KHIANKHAILAEWANICH (@khiankhailaewanich) の伝統楽器を使った演奏に心を染めた。

初のアジアツアー中のKroi (kroi_official)も来ていた!ものすごい勢いのグルーブと、あの太々しさ。
観ていたなかでNo.1にオーディエンスを盛り上げていた。
日曜の午後の晴天の霹靂。KHIANKHAILAEWANICHのバンド演奏を目の前に階段に腰を降ろし、
流れる貴重な時間に思い出をゆっくりと包み込む。
メタルやパンクのエリアで見つけた2人組。奇抜そうに見えるが、色のトーンを控え、バランスをよく整えている。
BiLLY the bear 演奏したアーティストの1人。仕上がったばかりのアルバムの曲を披露した。
 mut mattew (@mutmatthew) 昨晩までプーケットで演奏していたその足でこの日はブースで物販。
ミュージシャンとしてだけでなくアーティストとしての彼のスタイルはファッションにも反映されている。

主催はタイの音楽ラジオ「CAT RADIO」。インディーやユース世代にアンテナを張りラジオから日々アーティストを発信している、カルチャーにとっては不可欠な媒体のひとつだ。アジアンカルチャーのミッドポイントのタイでは、多様な音楽カルチャーがクロスオーヴァーに広がる。同じ音楽のジャンルばかりに飽きてきたと感じたなら、一度タイインディーに足を運んでみるのもいいかもしれない。

 

プロフィール写真

CAT RADIO

2014年からタイ国営放送の下配信を開始。タイのユースやインディーアーティストを数々と発信。ホームページからラジオを再生することができる。新たな発見があるかも。「CATEXPO」はCatRadioがアーティストをオーディエンス広めるのがきっかけに始まった。今年で12回目、11月の29・30の2日間「Siam Amazing Park」で催された。リリースしたばかりの新鋭アーティストや韓国、日本からの客演も迎え、ますます盛り上がりを見せる。創設者のひとりSUNNYはラジオパーソナリティのほか、「242RECORDSTORE」という名でレコードショップを営む。

ウェブサイト
http://www.thisiscat.com/
Instagram
https://www.instagram.com/thisiscatradio?igsh=OXlqNXdzbnczZzd3
242RECORDSTORE
https://www.instagram.com/242recordsstore?igsh=OHRudnNhNnQyaXdk

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